不動産売却を周りに気付かれずにおこなうのは可能？

近所の方に気付かれずに、土地や家など不動産を売却したいと考えている方は多いかと思います。
売却することを近所の方など周りに知られますと、「どうして」「何があったの」と根ほり葉ほり聞かれることがよくありますよね。
売却する理由はそれぞれ異なりますが、事情を話したくないと思っている方も多いのです。
話したくないと思っていらっしゃる方は、詮索されることを苦痛に感じますよね。
そこで、不動産の売却を周りに気付かれずにおこなう方法について解説していきます。

周りに気付かれずに不動産を売却するには媒介契約がおすすめ

不動産を周りに気付かれずに売却する方法に、媒介契約があります。
媒介契約とは、不動産会社に売却の仲介をご依頼いただく契約です。
まず売却の相談をすると、物件の調査と価格査定をおこなった後、媒介契約を結びます。
媒介契約をおこないますと、契約した不動産会社が不動産の買主を探します。
媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属媒介契約」の3つがあるので、それぞれについて解説していきます。

一般媒介契約

一般媒介契約においては、複数の不動産会社をお選びいただき契約することができます。
複数の不動産会社が仲介をおこなうので売却の可能性が高まりそうですね。
しかし販売状況を報告しなければならない義務はなく、現状を知りづらいというデメリットも持っています。
さらに一般媒介契約をいくつかの不動産会社とおこなった場合、買主を探すための広告を出す数も契約数に比例して増え周りに気づかれる危険性が高まります。

専任媒介契約

専任媒介契約においては、契約が可能な不動産会社の数は1社のみです。
そして、販売状況の報告は2週間に1回以上と定められており、さらに不動産流通機構に7営業日以内に登録することが義務付けられています。
不動産流通機構とは、不動産会社の間における情報の共有をおこなう公益法人です。

専属媒介契約

専属媒介契約も、契約が可能な不動産会社の数は1社のみです。
販売状況の報告は1週間に1回以上おこない、不動産流通機構には5営業日以内に登録する義務があります。
売却が周りに気付かれたくないときは、1社と契約を結ぶ専任媒介契約か、または専属媒介契約がおすすめです。

不動産の売却を周りに気付かれない売却活動とは

不動産を売却する場合、周りに気付かれるきっかけは「広告」と「内見」が多いようです。
売却が周りに気付かれない方法として、広告と内見をおこなわない「直接買取」があります。
直接買取とは、不動産会社が直接不動産の買取をおこなう売却活動です。
広告も内見も不要ですので、とくに周りに気付かれにくい売却方法といえますね。
そのほかにも、不動産会社の顧客を紹介してもらう方法もあります。
ただ、対象となる人数が限られてしまいますので、売却まで時間がかかってしまうことが難点です。

気付かれずにおこなう不動産売却にはどのくらい期間がかかる？

不動産会社が仲介をして売却をおこなう場合、3か月から6か月かかります。
広告を少なく抑えるとさらに期間が長くなる可能性もあります。
直接買取であれば、3日から1週間程度で売却が可能です。
売却活動を決めるポイントに、どのくらいの期間かけられるかを考えることも大切ですね。

まとめ

周りに気付かれずに不動産の売却をおこなうことは可能です。
どの売却方法を選ぶのか、どのくらいの期間を考えているのかをしっかりとまとめたうえで売却に臨みましょう。
高井田本通を中心に、東大阪市で不動産売却をサポートする「株式会社モット不動産販売」では、ホームページより24時間、無料査定依頼を受け付けております。
不動産売却でお困りなことがありましたら、お気軽にご相談ください。