不動産が売れない原因とは?売るためにできる改善案と押さえるべきポイント

2021-09-28

不動産が売れない原因とは?売るためにできる改善案と押さえるべきポイント

この記事のハイライト
●不動産が売れないときには売却価格や物件自体に問題があるケースが多い
●売れない期間が長引くときには、売却価格や販売戦略の見直しを検討する
●売れないと悩むときには不動産会社選びから見直すことも大切

「所有している不動産を売りに出しているのになかなか売れない」と悩んでいませんか?
売却を試みている不動産がなかなか売れないのであれば、原因を考えたうえで対策を練る必要があります。
今回は、東大阪市を中心としたエリアで不動産が売れなくて困っている方に向けて、売れない原因と改善案、売るために押さえておきたいポイントをご紹介します。

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不動産が売れないならまずは原因を考えよう

不動産が売れないならまずは原因を考えよう

不動産を売りに出しているのに売れないのには、なにか原因があるはずです。
まずは、よくある売れない理由を3つご紹介します。

売出期間が短い

不動産を売りに出して「なかなか売れない」と言っている人の話をよく聞いてみると、「売りに出してまだ1か月」ということがあります。
そういった人の多くは、「うちは条件がいいからすぐに買い手がつくはず」と思っているようです。
しかし不動産は、数百万から数千万もの高額な買い物であるため、そう簡単に買い手が見つかるものではありません。
売却までの平均日数は、中古マンションで2~3か月、戸建て住宅なら3~4か月といわれています。
あくまで「平均」であることを考えると、実際には半年、1年かかるケースも珍しくありません。
売れるまでには半年程度かかると考え、余裕をもって売却活動に取り組みましょう。

売出価格が適切ではない

なかなか売れない不動産の特徴として、相場よりも売出価格が高いことがあります。
「できるだけ高く売りたい」からと、不動産会社に査定してもらった金額よりも高い価格で売りに出していませんか?
売却する理由はさまざまで、「どうしても○万円手元に残したい」といった事情がある方もいるでしょう。
しかしその価格が相場とかけ離れていて、似た条件でもっと安い物件があれば、購入希望者はそちらを選んでしまいます。

立地条件や物件に問題がある

駅や学校から遠い、お買い物に不便など、立地条件が悪い物件だと、利便性のいい物件を探している人には敬遠されがちです。
また、築年数が古くて、見るからに劣化が進んでいるようだと、なかなか購入希望者は現れません。
物件自体の魅力に乏しい場合は、それ以外でアピールできる部分がないか、よく考える必要があります。

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不動産が売れないときの改善案

不動産が売れないときの改善案

それでは不動産が売れないときにはどのような手を打てばいいのでしょうか。
ここでは考えられる改善案を、4つご紹介します。

売出価格を見直す

売出価格が相場よりも高すぎる、あるいは条件が周辺の物件よりも悪い場合には、売出価格を見直すことを検討しましょう。
相場よりも高い場合は、不動産会社が提示する査定価格に差し戻し、しばらくその価格で様子を見ます。
それでも売れないようであれば、買主側はその価格と物件の価値が釣り合っていないと判断していると考えられます。
不動産会社とよく相談したうえで、価格を少しずつ下げることを考える必要があるかもしれません。
ただしもし売り急いでいないのであれば、比較的物件が動く2~3月や7~8月まで様子を見てから値下げを検討してもいいでしょう。

インスペクションを受ける

物件の築年数が古かったり状態がよくなかったりして買主に不安を与えているようであれば、インスペクションを受けるのもおすすめです。
インスペクションとは、建築士など建物に精通した検査員が、第三者の立場で建物の劣化状況や欠陥の有無などを調べてくれる制度です。
インスペクションを受けて、建物に異常はないと専門家のお墨付きをもらえれば、購入を検討している人に大きな安心感を与えられます。
標準的な診断で5~8万円程度かかりますが、検討する価値はあるでしょう。

販売戦略を見直す

売りに出している不動産がなかなか売れないときには、販売戦略を見直してみるのも方法のひとつです。
たとえば不動産会社のホームページに出すだけではなく、新聞広告を出してみたり、チラシを配布する範囲を広げてみたりしてみましょう。
新築の家を売却するように、家を開放して自由に見てもらう「オープンハウス」を実施するのも効果的です。
通りかかった人に気軽に物件を見てもらうことで、これまで家の購入をそれほど真剣に考えていなかった層に、興味を持ってもらうきっかけになります。
販売戦略については、担当者とよく相談するのがおすすめです。

内覧の印象をよくする工夫する

不動産を売却するときには、購入希望者が現れると実際に物件を見てもらう「内覧」がおこなわれます。
内覧時の印象は、購入意欲を大きく左右するほど重要です。
どれだけ外観が素敵でも、家の中が汚れて乱雑であるようなら「買いたい」と思ってもらえません。
売却する物件がすでに空き家になっているなら、水回りだけでもホームクリーニングに入ってもらってピカピカにするだけでもかなり印象はよくなります。
また、物件自体の魅力に乏しいようなら、内覧時は購入希望者に、そのほかのメリットをアピールするチャンスです。
家の所有者にしかわからないご近所の人柄のよさや、ファミリーで出かけられるおすすめスポットなどを、さりげなく伝えるのもおすすめです。

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なかなか売れない不動産を売るために押さえたいポイント

なかなか売れない不動産を売るために押さえたいポイント

「不動産がなかなか売れない」と悩んだときに、押さえたいポイントは以下の2つです。

不動産会社や契約方法を見直す

売りに出している不動産がなかなか売れないときには、売主の気持ちに寄り添って売却活動に取り組んでくれる会社を探し直すことも検討しましょう。
前述したとおり、不動産売却には長ければ半年以上かかることもあります。
なかなか売れないときには何度でも相談に乗ってくれたり、「こうしてみましょう」と積極的にアイデアを出してくれたりするような会社が理想です。
なお、不動産会社との契約形態には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があります。
このうち一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約を結べますが、どのような売却活動をしているかを売主に報告する義務がありません。
対して専任媒介契約と専属専任媒介契約は、専任なら2週間に1回、専属専任なら1週間に1回、売主に対して活動状況報告書を提出することが義務づけられています。
もし今不動産会社と交わしている契約が一般媒介契約であるなら、より積極的な売却活動が期待できる専任系の契約に変更してみるのもおすすめです。

リフォームや建物の撤去は不動産会社と相談して決める

状態の悪い物件がなかなか売れないときには、「リフォームしたほうがいいのでは」「いっそ建物を取り壊して更地にしたほうが売れるのでは」と考えがちです。
たしかにリフォームすると物件はきれいになりますが、その費用を物件価格に上乗せすると、相場よりも高くなってしまうケースがほとんどです。
また、建物を取り壊して更地にするのも、一定のコストがかかります。
それだけの費用をかけても高く売れるとは限らず、結局売れずに値下げすることになってしまえば赤字になることすら考えられます。
「売れないかも」と思い悩んでいる場合でも、早まってリフォームや更地工事をすることなく、まずは不動産会社に相談することが大切です。

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まとめ

不動産が売れないのには、売出価格が適切でない、立地や物件に問題があるなどの原因が考えられます。
まずはなにが原因なのかを見極めて、売出価格や販売戦略の見直しなど、さまざまな対策を立てていくことが大切です。
そのためには、二人三脚で売却に取り組める、信頼できる不動産会社を見つけることが先決です。
株式会社モット不動産販売では、東大阪市を中心としたエリアの不動産売却のご相談を承っております。
「なかなか不動産が売れなくて困っている」「こんな物件が売れるか心配」といったお悩みがある方は、どうぞお気軽にお問い合わせしてください!

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