2022-09-20
所有している土地が底地(そこち)の場合は、売却する際にメリットやデメリットがあります。
底地の売却は普通の更地の売却よりも難しくなるため、売却方法についても知っておきましょう。
今回は、底地とはどのような土地か、売却する際のメリット・デメリットや売却方法についてもご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
底地とは、借地権のついた土地のことです。
底地は他者に貸し出して利益を得ている「貸地」であり、土地を借りているほうの借地人にとっては「借地」です。
借地人には、土地に家を建てる権利の「借地権」があります。
底地の所有者には「底地権」があり、固定資産税の納税義務があります。
しかし、土地を自由に利用する権利はありません。
底地は、底地権と借地権の2つが存在する土地であるため、売却することが難しくなります。
弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
\お気軽にご相談ください!/
底地を売却した場合は、固定資産税の支払いがなくなる点がメリットです。
所有者に土地を自由に使用する権利はなく、借地人が賃料を滞納して賃貸収入がなくなったとしても、固定資産税の納税義務は発生します。
しかし、底地を売却した場合は納税義務がなくなります。
また、底地の相続が発生した場合も、自由に使えない底地を相続するより、売却して現金に変えておくほうがトラブルを防ぐことにつながるでしょう。
底地を売却する際のデメリットは、底地を売却することが難しい点です。
底地の資産価値は低く、通常の更地価格よりも安くなるでしょう。
弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
\お気軽にご相談ください!/
底地の売却は難しくなりますが、売却できないわけではありません。
まず、底地の借地人に売却する方法があります。
借地人が底地を購入した場合は所有権を手に入れることができ、借地料を支払う必要がなくなります。
土地の売却も、所有者として自由におこなえるようになるため、借地人に買い取ってもらえるか交渉してみると良いでしょう。
底地に十分な広さがある場合は、すべての土地の売却をおこなわず、土地を分筆して一部ずつ底地と借地の権利交換をおこなう方法もあります。
自分の所有している分は自由に使用できるようになり、売却することも可能です。
また、底地と借地権を一緒に売却する方法もあります。
完全所有権を得ることができるため、買い手が見つかりやすくなります。
ただし、借地人の同意が必要です。
底地の買主が見つかりにくい場合は、不動産会社による買取を利用することもおすすめです。
売却価格は更地の相場価格の10~15%程度低い価格になる可能性が高いですが、スムーズに売却することが可能です。
弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
底地の売却は、通常の更地よりも難しくなります。
底地の売却方法や売却する際のメリット・デメリットを知っておくことで、スムーズな売却につながるでしょう。
高井田本通を中心に、東大阪市で不動産売却をサポートする「株式会社モット不動産販売」では、ホームページより24時間、無料査定依頼を受け付けております。
不動産売却でお困りなことがありましたら、お気軽にご相談ください。